工業×執筆 のハイブリッドな視点から工業、製造業の世界を言葉にする

親しみやすさは入り口になる

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近代化された時代劇

先日、引っ越し侍という映画を見に行ってきました。
テンポもよく、登場人物のキャラも立っており、
とても面白い映画だったと思います。
引っ越し侍では、昔の時代劇に比べ、
様々な描写がずいぶんと近代化されていました。
看板の文字や男女のやりとり、
笑いをとるギャグシーンなどです。

私がこれまでに見てきた時代劇は
古いものであれば市川雷蔵の眠狂四郎とか
新しいものであれば水戸黄門や暴れん坊将軍です。
その程度の経験しかなく、昔の文化に詳しくない私でも
「近代化した表現をしている」と気づくくらいですから
詳しい人が見たら「薄っぺらい」とさえ
思ってしまうかもしれません。
でも私は、とても良いことだと思いました。

読書感想文を書くのに必要な知識

私は、読書感想文の課題図書として
世界名作劇場系の本はおすすめしていません。
なぜなら、それらの本を読み込むためには
何となくでもいいから当時の生活や倫理観、
雰囲気を知っていなければならないからです。
事前知識もなく読んでしまうと、
例えば小公女であれば、
セーラが学校の下働きをさせられる理由が分からないなど
根本的なところでつまづいて物語の本質を理解できず、
感想どころではなくなってしまうからです。
つまり必ずしも正確でなくてもいいから
「今の日本とは違う暮らしがある」
ということをぼんやりと知っており
何となくでもいいので、
人々がどういう雰囲気で生活していたかを
文字の情報から想像できるだけの知識が必要なのです。

見なくなった「時代劇」

昔は当たり前に放送されていた
日本昔話や世界名作劇場といったアニメも
今ではあまり人気がなくなりました。
核家族化が進み、
夕方になると祖父母が家で時代劇を見ているという光景も
少なくなりつつあります。
(というか祖父母の世代も昔ほど時代劇を見ませんしね)
そのような背景もあり、今の子供たちは、
時代劇や外国の(昔の)文化に触れる機会が
少しづつ減っているような気がします。
ですから、適度に近代化されていて親しみやすく
現代の人たちにも受け取りやすい時代劇というのは
とても重要な役割を持っているのではないかと思うのです。

ポップな時代劇が扉を開く

私は水戸黄門や暴れん坊将軍から時代劇に興味を持ち
池波正太郎や司馬遼太郎の本などにも手を伸ばしました。
残念ながら歴史にはあまり興味を示しませんでしたが
親しみやすい時代劇を通して
自分の世界は確実に広がっていったと思っています。
引っ越し侍のような、
ポップといえばポップで面白い時代劇が
これからもどんどん出てきたらいいと思いました。


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