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子供×英語 に悩んだ話

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わが家の娘は現在4歳。
私は巷で騒がれる早期の英語教育に消極的な考えを持っているため
今までは英語教育らしい英語教育を一切行っていなかった。
しかし最近、娘が英語に興味を持ち始めたのだ。
そこで私は知り合いのディーナ新見さんが運営されている
グローバル子育て おうち英語スクール というものを訪ねてみた。
そして結果として、
大変ゆるい、頑張らない英語教育を開始することに決めた。

私が早期の英語教育に消極的だった訳

私は幼児の早期の英語教育には基本的に消極的な考えを持っている。
その理由は次のようなものだ。
1.大人になってからでも十分間に合う
2.英語で「伝える」には、まず土台となる母国語の力が重要
3.子供の時間は有限
一つ一つについて語ると……
1.大人になってからでも十分間に合う
幼児向け英語教材を売る側は「子供のうちでなければ!」と煽るが
そんなことはないと感じている。
私自身、高校までは英語は一番の苦手教科だったが
大学から意識をして勉強をはじめ、
TOEICも700点を超えることができるようになった。
自身の実感としても、一般的な内容ならば、
普通に話しかけられれば普通に答えることができるレベルと感じている。
自分だけではない。
私の身近にいる英語の上手な人は、
ほとんどが大人になってから本格的な努力をはじめた人たちだった。
2.英語で「伝える」には、まず土台となる母国語の力が重要  
英語だけが話せても立派なプレゼンができたり、
見事な論文が書けるわけではない。
これは実際に私が目撃した例なのだが、
私の知り合いに、とても英語の上手な人がいた。
しかしその人は、物事を筋道立てて説明するのが非常に苦手だったのだ。
発音こそとてもキレイで、流れるような英語を話すのだが
話の着地点は行方不明で、結局のところ「何が言いたいか分からない」
英語の能力だけが高くても「伝える」能力が高くなければ意味がないのだ。
まずは、一番身近にある母国語で
「いつ、どこで、だれが、何をした」のか
「だれが、なぜ、何を、どうしたい」のか
これを正しく伝える能力を育てておく。
幼児にやみくもに英語を学ばせるよりは、
そういった「伝える」能力を鍛えることが重要だと、私は考えるのだ。
3.子供の時間は有限
どんな方法を使ったとしても、言語の習得には膨大な時間がかかる。
1週間に1時間だけの英語学習で、いったいどれほど話せるようになるのか。
はっきり言って、大したレベルには到達しない。
幼児から頑張ったとしても、中学高校で英語学習が始まれば
あっという間に学んだ内容を追い抜かしていくだろう。
それだけのためのものに、何百時間という時間をかけるのか?
ちょっともったいない気がしてしまうのだ。
それだったら、赤をredと覚えるよりは
赤、朱、紅、茜、さまざまな日本語を覚えてほしいと私は思うのだ。

 

英語に興味を持ち始めた娘

しかし、保育園で英語をやっているお友達ができたのか。
それとも他の理由か、娘が英語に興味をもちはじめた。
そういえば身の回りには、当たり前にアルファベットがあふれている。
製品のパッケージを見れば、必ずといっていいほど見つかる英単語。
私が時々、自分の勉強と趣味をかねて、
英語で流行り歌をうたっていることもあるかもしれない。
家の中にあるものを次々と指さしては「あれは英語で何て言うの?」なんて!!
親の英語力に対するちょっとした挑戦状である。
娘の英語に対する興味。
たとえ一過性の、根のないシロモノだったとしても
せっかくの興味の芽を「お前にはまだ早い」と
親の思想だけで摘み取ってしまうのは、何か違う気がした。

 

グローバル子育て おうち英語スクール を訪ねたわけ

講師であるディーナさんのお考えが、
私が幼児の英語教育に対して考えることと似ている部分が多かったのだ。
ディーナさんは、私が英語教育に消極的になる理由をふまえ、
その上で子供が自然に英語を学ぶ方法を提唱されている。
特に決定打となったのは、ディーナさんのこちらのブログ
この中でディーナさんは
”お年寄の、お説教っぽかったり、繰り返しだったりする話をどう聞くか
 それが英語でコミュニケーションするのための基礎力になる”
とおっしゃっているのだ。
母国語である日本語で、自分と「違う」存在とどうコミュニケーションを取るか
それが大事だと説くディーナさんの言葉は、
私が昨今の幼児の英語教育に対して思う部分を、見事に汲み取ってくれていた。
また、スクールが「家族で」とのことだったので、
わんぱく盛りの2歳の下の子も一緒に連れていけたのも、ありがたかった。

グローバル子育て おうち英語スクールにて

スクールでは、家庭的でゆったりとした雰囲気の中、
英語を使ってのゲームなど、
子供が自然に英語を口にする工夫の凝らされた時間を過ごさせていただいた。
ゲームではうっかり親の方が白熱して、
大人気なく楽しんでしまったのだが、そういうのもまたいいそうだ。
ちょっと構えていた娘も、とてもリラックスして楽しんでいたのも良かった。
その後、私はディーナさんに相談してみた。
自分の考え、英語に興味を持ち始めた娘、これからのこと。
ディーナさんからの提案は、あまり気負わずゆるくやるということだった。
まずは、子供の好きなアニメなどを時々でいいから英語で見せてみよう。
子供向けの英語の歌を聞かせて、一緒に歌ってみてもいいかもしれない。
そして娘の場合、ひらがなやカタカナなどの文字に対する興味も強いので
アルファベットを教えてみてもいいのではと提案していただいた。
普通の教室のようにカリキュラムを押し付けるのではなく、
娘の様子を観察し、私の考えも理解していただき、
その上で、私と娘に合いそうな方法を提案してくださったのだ。
ディーナさんを訪ねて本当に良かった……!!

今後の方針

帰宅後、ためしに娘の大好きな「アナと雪の女王」のDVDを
音声を英語に切り替えて流してみた。
何度も何度も見て、もうセリフさえ覚えているくらいのDVD。
そこまで来ると、英語になってもあまり障害にはならないようで
娘も(息子までも)しれっとそのまま見ていたので驚いた。
余談だが、私の方も対訳が頭に入っているせいで
かなりのレベルでセリフを聞き取ることができたことを付け加えておく。
面白いから、時々は英語で「アナと雪の女王」を流してみよう。
喋れるようになることは目標にはしない。
けれども、例えばディズニーの映画を見ることで
「日本とは違う(欧米の)文化があるらしい」と思ったり
日本むかしばなしのアニメを見ることで
「日本の昔の光景は、こんな感じだったのかな」と思うように
時々、英語の音声を家の中に取り込むことで
なんとなく「日本語ではない英語という言語があるのだな」
くらいのことを感じとってもらえればいい。
その程度の、ゆる~い英語教育。
まずはこのスタイルでやってみようと思った。
また状況が変わるようなら、その時はその時。もう一度考えればいい。

 

グローバル子育て おうち英語スクール

 

 

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