2歳児と5歳児と行ったレゴランド現地レポート
レゴランドはぼったくりか?
噂のレゴランドに行ってきた。
メンバー構成は、私、夫、5歳女児と2歳男児。
結論から言うと、
入場料は高めだが、子供を連れて行くにはいい場所だった。
実際に行ってみた感想をいくつかに分けて紹介したい。
レゴランドの入場料
入場料は確かに高い。
大人2人+子供1人(2歳児は無料)で¥19,100(ぐぇっ)
大人が¥6,900に対し、子供が¥5,300と、子供料金の割引感はあまりない。
が、もともとレゴランド自体が12歳くらいまでの子供を対象としているので
子供料金がさほど低くないのは仕方ないのかもしれない。
広さのわりに高いという意見もあるが、
子供連れの場合、一日では遊びつくせない程度の規模はある。
パスポートは1日あたりの値段なので、
丸一日楽しめるという意味ではこの値段も納得できる……のかもしれない。
でも、やっぱりちょっと「お高いのね」感は残る。
けれど、よかった部分もとても多い。
スタッフさん達は、みなとても親切だ。
食べ物の注文中に子供が「トイレ」と叫んだら
すぐに「トイレの場所はあちらです」と教えてくれた。
子供の体験型アトラクションも多いので、
子供の「できた!」にハイタッチで応えてくれる。
素晴らしい。
さらに、普段家で遊んでいるデュプロのお馬さんにまたがり、
レゴシティーで人形と並んで道を渡り、
レゴのバイクに乗り込む子供の表情の何とキラキラしていることか。
子供はレゴで車やお城を作りながら
「それに乗った自分」を想像しながら遊んでいる。
その、想像していた世界がそのまま目の前にあるのだ。
喜んでいる子供の顔はまさにプライスレス。
キミたちが笑ってくれるならママは嬉しい。
余談だがトイレは広くて清潔だった。
親子トイレやオムツ交換台も充実している。
ここも親子連れにはちょっと嬉しいポイント。
レゴランドでの食事
内部での食事についても高いと言われる。
実際にハンバーガーセットを食べたのだが、
キッズセットが¥1,000、大人のセットが¥1,480程度。
安くはない。家族4人分となるとなおさらだ。
しかしセットの内容は決して悪くなかった。
ふんわりとした厚いパンに、ボリュームあるしっかりとした味のお肉、
ポテトも太くてホクホクしており、ケースにぎっしりと入っている。
某大手ハンバーガーチェーンとは明らかに異なり
どちらかというとカフェ系ハンバーガーにも近いくらいのクオリティだ。
やや割高感はあるものの、
これをぼったくりと評するのは、あまりにも心無い評価だろう。
レゴランドのアトラクション
全般的に言えることだが、レゴランドは子供向けの施設だ。
ゆえに、大人目線で見るとアトラクションは全体的に刺激が薄い。
ゆったり回ったり、静かに上下するものがほどんどだ。
けれど、それ故に小さな子供でも安心して楽しめる。
我が家の5歳児はわりと怖がり屋のビビリさんなのだが、
どの乗り物も怖がることもなく笑顔で楽しんでいた。
親は楽しくても、子供が怖がる乗り物に無理やり子供を乗せるのはエゴでしかない。
子供が安心して楽しめる乗り物が多いのは、とてもいいことだ。
また、どの乗り物でも子供の安全をとても気にかけてくれる。
身長制限はしっかりとチェックしてもらえるし、
乗り物の乗り方のレクチャーも丁寧だ。
子供向け施設ということで、気を使っているというのがよく伝わってきた。
アトラクション以外にも、レゴをモチーフにした公園的な施設も多い。
海賊船をモチーフにしたネットや滑り台
クレーンや船、トラックの形をした遊具。
その周辺は全て地面が柔らかく作られており、安心して遊ぶことができる。
レゴを組み合わせて作ったような遊具に、子供たちは夢中だった。
レゴランドでオススメのアトラクション
サブマリンアドベンチャーである。
潜水艦に乗るという話だったので、
東京ディズニーシーの海底二万マイルのように
乗り物の窓が二重窓になっており、
ガラスの間に水が入っていて水中らしさを出すのかと思っていたのだ。
しかし、施設に入ったところで何かが違うことに気づく。
海の匂いがする。
そう。本当に水中を進んでいくアトラクションだったのだ。
しかもサメまでいた!!
これには、いい意味で予想を裏切られた。
レゴランドに行くなら(まとめ)
・大人だけでは少々物足りない
・子供の身長は90cm以上あるといい
・少なくとも、自力で歩けて遊具で遊べるくらいがいい
・何だかんだでやっぱり高いので、特別なレジャー向け
大人だけでは少々物足りないことが予想される。
よほどレゴが好きという人でない限りは、
子供と一緒に行く、子供を連れて行くというスタンスの方がいいだろう。
また、アトラクションは身長90cm以上という規制があるものも多い。
アトラクションを楽しむつもりなら、身長90cmに達している方がいいだろう。
アトラクションで遊べなくても、公園のような遊具も数多くある。
けれど、それらを楽しむためにも、
はやり自力で歩き、遊具をよじ登れる程度に成長している子の方が楽しめるだろう。
そして「ぼったくりランド」という評価について。
ぼったくりというほどではないと私は感じた。
色々と丁寧に作られていて、十分に楽しむことができる施設だ。
だが、やっぱり「お高い」という印象はある。
よく比較されるディズニーリゾートなどもそうであるように
日常的に訪れる場所というよりは、特別なレジャーとして行く場所なのだろう。
レゴランドに行ってみての感想
「ぼったくり」にはじまり、色々とネガティブな報道も多いレゴランド。
しかし、行ってみた感想としては「やや高いが、とってもイイ」というものだ。
むしろどうしてここまで言われるのか、少々不思議なくらいだ。
最初から批判的な目線で見ていては、楽しめるものも楽しめないだろう。
これから訪れる人には、一度、批判的な前評を忘れて、思いっきり楽しんでもらいたい。
そして子供のころからレゴに親しんで育ち、子供にもレゴを与えて育てている身としては、
レゴランドには、ぜひ今後も頑張ってもらいたいと思う。
おまけ1(お財布を狙う真の敵はお土産コーナー)
私も夫も子供のころからレゴで遊んで育った。
さらに夫に至っては、レゴは大量に与えていいと考えている節がある。
ゆえにお土産コーナーでも、せっかくレゴランドに来たのだからと
何かしらレゴのシリーズを買って帰るつもりではあった。
しかし……
「ママー、パパー。わたし、これ欲しい!」
娘が持ってきたのは、レゴで作るエルサの氷の城(アナと雪の女王)
お値段なんと¥10,800
さすがに予算オーバーのため、別のセットに変更願ったのは致し方ないことだろう。
おまけ2(来場者低迷で撤退した飲食店について)
つい先日、レゴランドの来場者をターゲットにしていた飲食店が
レゴランドの来場者が伸びないために、来客が望めないとして
当初の計画よりも大幅に早い段階で撤退することを決めたという報道があった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00050024-yom-bus_all
実際にレゴランドに行ってみた感想としては
あの場所で、飲食店がレゴランド来場者をターゲットにするのは
逆に難しいのではないか?ということだ。
なぜならレゴランドは途中退場からの再入場を認めていないし、営業時間も17時までだ。
再入場できないということは、昼食での流入を狙うのは難しいし
17時で閉園ということは、夕食の時間にも少々早く、夕食狙いの客もあまり狙えないだろう。
帰路につく前に一息入れる目的のカフェ程度ならいざ知らず、
がっつりした食事の客を見込むには、不利な条件だったと想像できる。
ゆえに、レゴランドの来場者低迷というよりは
もう少し別のところに主な原因があるのではないかと邪推している。
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