本棚の中で眠る! Book and Bed TOKYO
Book and Bed TOKYO
ベットやソファーの上でまったりとくつろぎながら本を読み
本に囲まれて眠りに落ちる。
本好きにとっては最高の時間を提供してくれるホテルがある。
それが池袋にある Book and Bed だ。
以前、何かで目にしてからずっと気になっていたこのホテル、
今回仕事で東京方面に出かけることになったので、宿泊してみることにした。
Book and Bed TOKYO 紹介
エレベーターを降りてすぐのフロントでチェックインを済ませ、中に入るとこの通り。
ちょっとレトロな雰囲気を漂わせる本棚が並んでいる。
早速中を紹介しよう。
内部は大きく分けて3つのエリアに分かれている。
まずはソファーなどがある共用くつろぎスペース。
奥行があり、寝転がるのにちょうどいいサイズのソファーだ。
とてもおしゃれな空間。
ここでは飲食が可能なので、外で買ってきたものを食べながら本を読むのもいい。
続いて個人のベットスペース。
予約時に本棚の中で寝るか、カプセルホテルのような多段ベットで寝るかが選べる。
今回はもちろん本棚の中のベットを選んだ。
本棚の間にカーテンのかかる入り口があり、
中に入るとこのような空間が広がっている。
大きな荷物はベットの下、
個室の中には小物を置ける棚もあり、これがけっこう便利である。
出入り口が決して大きくはなく、中の高さもあまりないため
身体の大きな人や身体の固い人には少し窮屈かもしれない。
最後に洗面所やシャワー、トイレなどの共用スペース。
広い洗面所。おしゃれだが、ちゃんと使いやすく設計されている。
清潔なシャワー。男性、女性専用のシャワーが1つずつ、男女共用が2つ。
トイレ。こちらも男性、女性専用が1つずつ。男女共用が2つ。
Book and Bed TOKYO アクセス
池袋駅西口から徒歩2分。
石田衣良が書く「池袋ウェストゲートパーク」シリーズでもおなじみ
池袋西口公園から1本ずれた通りに入り口がある。
入り口はこのような感じ。
雑居ビルの7,8階が Book and bed になっている。
下の階は飲食店なので、夕食はここで済ませるのもいいだろう。
ビルの入り口を奥に進むとすぐにエレベーターがあり、これで上に上がる。
8階でエレベーターを降りれば、目の前がフロントだ。
宿泊記録
飲み物の販売はあるが食事の提供はないため、
一度チェックインして荷物を置き、外に食事に出かけた。
ホテルに戻り、シャワーをあびたらいよいよお楽しみタイム。
気になった本を手に共有スぺースのソファーに転がって本を読む。
全体的に明りを絞ってあるが、ダウンライトを上手く使っているため読書に不便はない。
蔵書は写真集、まんが、文学、ビジネス書、洋書など様々だ。
その日の気分によって選ぶことができるだろう。
のんびりゴロゴロ。クッションを抱えて本を読む時間。
なんと贅沢で幸せなのだろうか。
けっこう忙しい1日を過ごしての宿泊だったため、
本の途中で眠気に襲われベットスペースに撤収。
多少の物音はあるものの、さほど気しになることもなく眠りに落ちた。
翌朝。
2軒ほどとなりのビルにスターバックスが入っていたので、
朝食はスターバックスのコーヒーとミートパイをテイクアウト。
また共有スペースのソファーでくつろぎ、
昨夜の続きの本を読みながら、コーヒーとパイを食べる。
ついついこのままダラダラと過ごしたくなってしまうが
やることがまだまだある。
後ろ髪を引かれつつ、また来ようと誓いながらBook and Bed TOKYOを後にした。
Book and Bed TOKYO 宿泊感想
お値段や設備はカプセルホテルに近いだろう。
ただ、内装やコンセプトがおしゃれなためか、
宿泊している人たちも洗練されていてマナーの良い人が多く
女性一人でも安心して泊まることができる雰囲気があった。
スタッフさんも洗練された雰囲気があり、気さくで、親切である。
また、英語の予約サイトが用意されていることや、値段などの関係か
外国人のバックパッカーが多いことも特徴的だった。
気が向いたらちょっと言葉を交わしてみるのも、旅の思い出になるだろう。
自分の場合、朝、顔を洗っていたら、
となりの蛇口を使っていたお姉さんが可愛いネコミミのカチューシャをしていたので
「可愛いね。日本で買ったの?」と聞いたら
「家から持ってきた」という
「それ日本語で『ネコミミ』って言うんだよ」と教えたら
お姉さんは上機嫌で「ネ・コ・ミ・ミ・ネ・コ・ミ・ミ」と歌いながらベットの方に戻っていった。
その気になればそんな交流ができるのもBook and Bed TOKYOの楽しみ方の一つかもしれない。
本棚の中で眠るBook and Bed TOKYO。
池袋駅徒歩2分にある、非日常。
ビジネスや観光の合間に、足を踏み入れてみるのも面白いだろう。
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