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新幹線の驚くべきテクノロジー

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今朝、私は東京に向かう新幹線に乗っていた。
普通車とはいえ、それなりに居心地のよい座席で揺られることおよそ30分。
ふとトイレに行きたくなった。
特に急ぐ理由もないため、のんびりと車内のトイレに向かう。
先に使っている方がいらしたため、車窓から外などを眺めながら待つことしばし。
ややあって、キレイな女性が出ていき、私は代わりにトイレに入った。
用を足すために準備をして……ん???
便座が上がっている?!

私の直前に出て行ったのは女性だったはずだ。
基本的に女性は便座を下ろし、そこに座って用を足すはずだ。
用を足した後は流してトイレを後にするだけ。
フタを閉めることはあれども、
わざわざ便座を上げていくことは、まあ普通に考えて、あまりないだろう。

なのに、女性が出ていったばかりのトイレの便座が上がっている?!

あの女性はもしや、女性に見えるが身体のつくりは男性だったのか?
それとも、あの女性の前に男性が用を足していて、
あの女性は用を足すのではなく、ただ衣類を整えるとかそういう理由でトイレにいたのか?
そんな、何の利益にもならずだらない迷推理をしつつ用を足す私。
水を流し、手をすすぎ、衣類のいずまいを直し、ドアを開ける。
そしてドアを閉めるためにトイレの方に目をやった私は見てしまった。

いつの間にか便座が上がっている!!

先にも述べたとおり、
私は便座を下ろし、そこに腰をかけて用を足している。
その後はわざわざ自ら便座を上げるようなことはしていない。
それなのに便座が上がっているのだ。
まるで男性が小用を済ませた後のように……。

これは気になる!!
次の人が待っていないのをいいことに、トイレの中でゴソゴソすることしばし。
そして私は発見した。
鍵を開けると、自動的に便座が上がるようになっているらしい。
なるほど。
ということは先の女性についても、きっとそういうことなのだ。
さすが日本の技術の粋の集まる新幹線。
何でもないところにもテクノロジーが光っている。

 

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