工業×執筆 のハイブリッドな視点から工業、製造業の世界を言葉にする

男女共同参画 産めよ働けよと言うならば公園のボール遊びを禁じるな

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男女共同参画。女性の力活用。
色々言われている中で思う。

仕事と育児の両立に最も必要なのは体力

朝起きて、子供の面倒をみて、仕事して
急いで帰って、子供の食事、風呂の世話。
わが子が眠る布団を横目に残った仕事と翌日の準備。
疲れて布団に入れば子供に蹴られ、やっと眠れたかと思えば夜泣き。
仕事も育児もする人の生活は、それの繰り返しだ。

一般的には「女性が」と言われるが、男性だってヒトゴトじゃない。
女性も働くなら、男性だって
「家でくらいゆっくり休ませてくれよ」
「仕事で疲れてるんだよ。土日ぐらい休ませろよ」
なんて言っていられない。
外では働き、家では子供に振り回されてナンボになる。

子育ては体力勝負だ。
仕事だって体力勝負だ。
どっちもやるには体力がいる。
男も女もだ。

 

外で遊べない子どもたち

私の子供時代、家の前の道路で遊ぶのはふつうのことだった。
けれど今の子供達は、道路で遊ぶことを歓迎されていない。
他人の敷地の森の中に入りこんで基地遊びなんて、もっての他。
今の方が理屈的には正しいのかもしれないけれど、遊ぶ場所がない。
公園に行ったって、昔みたいなダイナミックな遊具はない、
その上ボール遊びや自転車、一輪車も禁止だったりする。
で、結局子どもたちは公園に集ってゲームをしていたりする。
身体を動かす場所がない。

 

子供に体力をつけさせろ

先にも述べたが、男女共同参画だ何だと言うなら体力がいる。
保育所が充実しても、
時短勤務が自由に取れたとしても、
体力がなければ、どうにもならない。
体力。
既に大人になっている私達は、もう全力で駆け抜けるしかない。
でも、子どもたちは?
10年、20年後、男性も女性も同じように働く社会を作るなら
今の子供たちには体力をつけておかなければならない。

ボール遊びを禁止している場合ではない。
子供が体を動かして思いっきり遊べる環境が必要だ。
体力バンザイ。
あー。でも昭和初期みたいな軍隊式はご勘弁。

 

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上のような話はしませんが、
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例えば…
飛行機の材料に使われることで有名なジュラルミンは、別に硬い金属ではない。
どちらかというと、フニャフニャとした柔らかい素材である。
というような話です。

参加費は無料です!ぜひぜひお越しくださいませ!!

名古屋フェスタ

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