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4,000文字の記事って読みますか?読みませんよ

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SEO対策として4,000字近くの記事をご依頼されるケースも少なくありません。
ただ正直に申し上げて、そんな長い文章を読む人は、ほとんどいません。
アクセス方法がスマホからなら、なおさらです。
SEO対策だけを考えて文章の長さを決める前に
「人が読む文章の長さ」について考えてみませんか?

人は1分間に800文字読む

文章を読む速さは人それぞれですが、
平均的な大人は、1分間に800文字程度の文字を読むそうです。
速い人だと1,500字ほど、遅い人だと500字ほどだといわれています。
さらに、文字を読む速さには、短期記憶と認知能力が関わるといわれています。
つまり、ものすごくザックリと考えて
いわゆる「頭がいい」といわれる人は文字を読むのが速い傾向があります。

文字に集中できる時間は、パソコンとスマホで違う

Webサイトへのアクセス解析の項目の1つに、
アクセスが、スマホからかパソコンからかがあります。
これはサイトの表示を決めるだけでなく
サイトに乗せる文章の長さを決める上でも
非常に大切な項目になります。
なぜなら、スマホからのアクセスの場合、
パソコンに比べて文字に集中できる時間が短いからです。
例えば人気のスマホゲーム、ツムツムは1ゲームの長さはおよそ1分です。
スマホは便利な分、ながら環境で見られることも多いため、
長く画面に集中するのが難しいのです。
人がスマホに集中できるのは
「首都圏の電車の1駅分の時間」などという言説もあります。
つまり、1~3分程度がせいぜいというところです。
一方でパソコンの場合は「作業環境」として整えられているケースも多いため
スマホに比べて集中できる時間が長くなります。

スマホから集中して読めるのは1,000文字程度

結論として、スマホから集中して読めるのは
1,000~2,000字程度になります。
実際に、ネットニュースなども、
ほとんどが、その程度の長さで構成されています。
それくらいが「スマホで読むのにちょうどいい」のです。
社会問題や時事問題などに触れる、
やや重たいコラム系の記事で、3,000字を超えるくらいです。

文章は読まれないことを前提に考える

人は驚くくらい文章を読まないものです。
だからチラシなどでは、見出しだけで全てが伝わるようにデザインします。
長くなってくればなおさらです。
目的やターゲットによっては「読む」という強い意識がある場合もありますが
多くの場合、人は文字がズラズラ並んでいたら、そこでUターンしてしまうのです。
いくら検索で記事があがってきたとしても、
読まれない文章では、その先の集客にはつながりません。
「読まれる文章」の長さ、もう一度考えてみませんか?


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