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理系という少し不思議な世界

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理系の人間は面倒くさい

理系の人間は面倒くさいと言われることがある。
どうでもいいことに、いちいち理屈をこねる、
そんなイメージがついて回ることも多い。
確かに理系の人間は、独自の「理系的理論」にこだわるやつも多い。
別に超科学的で理不尽な信条ではなく
事実や理屈を大切にしているだけなのだが
何かと面倒くさがられることが多いのだ。

なぜ理系は面倒くさいのか

さっくりと答えを言ってしまうと、単に少数派だからである。
大学の学生数の統計では、文系が7割に対し理系は3割だそうだ。
別に間違ったことを言っている訳ではないのに
7割の人は気にしないことに突っかかったりするから
面倒くさいやつだと言われてしまうのだ。

理系の面倒くささが炸裂する

先日、仕事の資料として別のライターさんが書いた文章を読んでいた。
おそらく文系のライターさんが書いた文章なのだろう。
機密保持や著作権の問題で少々フェイクを入れるが、
3Dプリンターで人の外耳などを作る技術の紹介で
「無機質な機械が(人の身体という)有機物を作る奇跡」
という書いていたのだ。
燃え上がる理系魂。
実は3Dプリンターで有機物を成形する機種は、めちゃくちゃたくさんある。
なぜならプラスチックも立派な有機物(有機化合物)なのだ。
現在のところ3Dプリンターで主力になっているのは、
プラスチック製品を出力する機種である。
むしろ3Dプリンター=プラスチックというイメージが強いから
金属材料を扱う機種を紹介してくれという依頼が来るレベルで
3Dプリンターでプラスチック製品を作るケースは多い。
つまり、3Dプリンターで有機物を作るのは、
言っちゃ悪いが当たり前なのだ。

文系の言い分(予想)

業界の人間と、業界外の人間で意味合いが異なる言葉は多い。
トンボとか、ごうせいとか、腐るとか。
きっと「有機物」もその一つで、
「生物の体を構成するもの」という意味で使う人が多いのだろう。
辞書的にもこの意味は載っているから間違ってはいない。
多分、この文章もそういう意味で使っているのだろう。

やっぱり理系は面倒くさい

そんな訳で、別に間違っている訳ではなくても
理系の人間は変なところに引っかかってブツブツ言う。
そういう、外の7割の人間から見たら訳の分からない感覚。
それが理解できるライター。
そういう存在でありたいと思っている。

まあそんなことを言ったって、
実は、人間を理系と文系の2種だけで分けるという発想自体に
無理があるって思っているんですけどね。


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コメント

  1. > 無機質な機械が有機物を作る奇跡

    ワタクシも、突っ込みたくなります。
    やっぱり、理系って少数派ですよね。

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